シルク文化の継承
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2026/5/27 12:22
群馬産の繭から生まれたボディタオルの制作秘話② 〜群馬の養蚕・群馬の製糸工場の話〜
こんにちは。実行者の川上です。
ボディタオルの制作秘話。今回はこのボディタオルに使われている、群馬県の養蚕と製糸工場のお話をしたいと思います。

このボディタオルに使われているシルクは、正真正銘の群馬産です。
原料である養蚕から群馬で行われているものであり、群馬のオーガニックな桑畑の葉を元気に食べて育った蚕達が吐き出した、立派な繭を使っています。
なぜ、オーガニックな桑畑かというと、化学肥料を使ってしまうと蚕が病気になったり死んでしまうため、自然農法が使われているからです。

蚕の品種名は、その名も「ぐんま200」。
群馬県で品種改良され、長く愛されてきた白度の高い美しい品種です。虫質が強健で飼育しやすく、節が少なくて光沢のある純白の生糸が取れるのが最大の特徴であると言われています。
蚕にも品種があるんだと驚く方もいらっしゃると思います。ですが、世界にはなんと数千種類の蚕の品種が存在し、日本だけでも1,900種ほど確認されていると言われています。

時々私たちは、SILKKIの衣服で使われているシルクは日本で作られた糸なのですかと聞かれます。残念ながら、衣服に使っている糸自体は、中国の養蚕・中国の製糸工場で作られたものです。
それを仕入れている日本の糸メーカーさんから糸を買い、そこからは全て桐生を中心とした日本国内の職人さんと協業して作っています。そのうちの織りの部門は私たちの工場で担当しています。
国産シルクの糸を使ってものづくりがしたい。これは私たちの希望ではありますが、現状そこには難しさがあります。
その主な理由が、洋服に使うには、どうしても高価になってしまうということ。
一度計算したこともあるのですが、どうしても国産のシルク糸を使ってしまうと50〜100万円相当の衣服になってしまうのです…

私たちのコンセプトである「シルクをもっとカジュアルに」
この言葉にならうためには、国産シルクを手に取りやすいアイテムにするにはどうすればいいか、そのための創意工夫を考えること。それが必要だと感じています。
現状、その答えの一つがこのボディタオルです。
これはキビソという、蚕が最初に吐き出す繊維を集めた粗野なシルク糸を使っています。そして制作秘話①でもご説明した保湿成分セリシンをたっぷりと含んでいます。最初に吐き出す繊維の中には特に沢山のセリシンを含んでいるのです。
こういった特性を活かすためにも、小さなボディタオルとして提案すること。それが着地点として落ち着きました。

国産のシルク糸は今もなお、群馬県内の養蚕農家さん、職人さん達のおかげで作られています。
なので、私たちがもっとそれを使いやすい素材として、テキスタイル(布)として提案し、世の中の皆さんに届けられるような努力をすべきだと思っています。
今回のクラウドファンディングはそのための資金集めでもあります。ぜひ引き続きご支援、応援いただけたら嬉しいです!
ボディタオル制作秘話は次がラストとなります☺️
楽しみにしていてください!
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