ガザの子ども教育支援
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2026/5/26 18:00
第1回調達のご報告‐電源装置が設置されました!‐
ガザ現地姉妹のアマルさん・ヌールさんより、第1回の調達(電源装置の設置)にかかわる報告が届きましたので、以下に記します。

写真1:TLS創設者のカレッドさんが笑顔で学校名を指さしています
現在、私たちが支援しているガザ地区の仮設学習スペース(TLS)では、幼稚園から10年生(中学2年生)までの1,016名の子どもたち(男子455名、女子561名)が学んでいます。授業は、男子と女子が週3日ずつという形で実施されています。
この学習スペースでは、算数・数学、理科、アラビア語、英語、低学年教育を担当する13名の教師が活動しています。また、学習困難や発話に課題のある子どもたちを支援する特別支援教育の教師も1名配置されており、一クラス12名以下の少人数グループで支援が行われています。さらに、教育カウンセラーによる心理社会的ケアや心の支援も行われています。
授業は1日3交代制で行われ、1シフトは3時間です。1コマ45分の授業を4回行い、その間に10分の休憩があります。
現在、子どもたちは通学カバンを持つことができず、一人ひとりにノート1冊のみが配布されている状況です。また、教室には机や椅子がなく、子どもたちはビニールシートの上に座って学習しています。黒板なども比較的状態が良く教師が書いた文章が見やすいものもあれば、状態が悪く文字が読みづらいものもあります。

写真2:女子児童がビニールシートの上に座って授業を受けています
この学校は、避難民が密集して暮らす地域に設置されています。特に南部ラファ方面に行くほど支援やサービスは不足しており、多くの人々が破損したテントの中で厳しい生活を送っています。学校においても、トイレや飲料水の提供など、基本的な設備や供給が不足しています。ここで暮らしている避難民の多くは、ハーンユニス東部やラファ出身であり、現在も自宅へ戻ることができていません。
そのような厳しい状況の中、日本からのクラウドファンディング支援によって、ガザの姉妹がバッテリー、インバーター、ソーラーパネルを購入し、5月10日にカレッドさんのTLSに届けてきました。ガザの姉妹とカレッドさんや学校教員がこの電源装置の取り付けを行った結果、現在、主に教師やスタッフの携帯電話、タブレット、ノートパソコンなどを充電するために大活躍しています。これができることによって、教師は毎日の授業準備が容易にできるようになります。夏季に入り始めたガザでは、日照時間が長くなってきたためテント内の照明需要は比較的小さいものの、ひとたび冬季に入ればテント内は暗くなり照明の役割は大きくなるので、今後もこれらの設備を大切に使っていきます。

写真3:クラウドファンディングで購入したバッテリー、インバーター、そしてソーラーパネル
治安上の理由から、これらの設備はTLSのすぐ前にあるカレッドさんの執務室テントに設置されています。カレッドさんが責任者として機器管理を行い、教師やスタッフはカレッドさんの許可の下、端末充電を行うルールとなっています。
現在、カレッドさんのTLSの児童生徒の出席率は約70%です。困難な生活環境の中でも、多くの子どもたちが学び続けようとしています。ここの地域では、限られたTLSしか高学年教育を実施していないため(カレッドさんのTLSがその一つ)、特に10年生(中学2年生)の生徒たちは遠方からカレッドさんのTLSへ通学しています。下の写真にあるとおり、10年生の女子生徒たちはグループ活動をしながら互いに学び合っています。

写真4:グループ活動をして学んでいる中学2年生の女子たち
今も続く非常に厳しいガザの状況の中、皆さまからのご支援は子どもたちが「学び続ける場」を守ることにつながっています。改めまして、温かいご支援に心より感謝申し上げます。
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<応援チームから>
今回の電源設置時に確認したTLSの最新状況を踏まえ、第2回調達計画を進めてまいります。引き続き、温かくお見守りいただけますと幸いです。
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