アマナ自然学校のクラウドファンディングにご支援・応援いただいた皆さま、あらためて本当にありがとうございます。
募集は終了しましたが、八百津の現場では、開校に向けた準備と、季節に合わせた日々の営みが続いています。
今月の八百津は、田んぼの稲刈りが中心となりました。
長雨のなか、西の田んぼから稲刈りを開始
9月は雨の日が多く、八百津でもなかなか天候が安定しない日が続きました。
そんななか、最も早く育っていた「西の田んぼ」の稲が、ちょうど刈りどきを迎えました。
雨が完全にはやまない状況でしたが、タイミングを逃さないよう、バインダーで稲を刈り取り、そのまま一束ずつ稲架(はざ)に掛けていきました。
稲架掛けは、刈った稲を運び、掛け、並べていくため、とても手間のかかる作業です。
一方で、機械で一気に乾燥させるのではなく、風や太陽の力を借りて、時間をかけて自然乾燥させることができます。
効率だけを考えれば大変な方法ですが、自然の力と時間に任せながら、少しずつ次の工程へ進んでいくのも、ここでの営みの一つです。
1週間後、東の田んぼも収穫
西の田んぼから約1週間後には、「東の田んぼ」の稲刈りも行いました。
こちらは、それまで雨でぬかるんでいた地面がしっかりと固まり、作業はかなり快調。
稲刈りから稲架掛けまで、順調に進めることができました。
このまま天候に恵まれ、稲がしっかり乾いてくれれば、10月上旬には脱穀に進めそうです。
田植えから始まり、夏を越え、稲刈り、稲架掛け、そして脱穀へ。
同じ田んぼでも、季節によって必要な作業も、見える景色も大きく変わっていきます。
こうした一連の営みそのものも、アマナ自然学校で伝えていきたい学びの一つです。
実際に「泊まってみる」試行を始めました
田んぼでの作業と並行して、開校に向けた準備も進めています。
先日は、校長の飯沼自身が現地に泊まり込み、今後のチュートリアルを想定した試行を行いました。
実際に現地で宿泊し、炊事をし、夜を過ごしてみる。
机の上でスケジュールを組むだけでなく、自分たちで一度体験することで、参加者の皆さんを迎える際に必要なことや、改善すべき点を確認しています。
宿泊や食事だけでなく、講義、テント設営、自然の素材を使った道具づくりについても、一つずつ実際の運営を確認しながら準備を進めている最中です。
リターンのお届け状況
・産直野菜便(リーフレタス):9月上旬に発送を完了しました
・プレオープン、シーズンクエストへのご参加:対象の皆さまへ参加案内をお送りしました
・植樹に関するリターン:実施時期を調整中です。決まり次第ご案内します
・そのほかのリターンも、順次ご連絡・お届けを進めております
ご支援の使い道について
クラウドファンディングでは、38名の皆さまから808,000円をお預かりしました。
ご案内しておりました古民家の修繕や自然循環型トイレの設置につきましては、いただいた金額のなかで優先順位を整理する必要があります。
10月からのプレオープンで実際に参加者をお迎えするなかで、「何がいちばん必要か」を見極めたうえで、順次対応を進めてまいります。
進捗は、この活動報告であらためてお伝えします。
いよいよ、プレオープンが始まります
10月からは、正規開校に先立つプレオープンが始まります。
学校として初めて外部の参加者を迎え、つくり手と一緒に「はじまりの現場」に立ち会っていただく期間です。
まずチュートリアルを通して、アマナ自然学校が大切にしている「七つの種」の世界観に触れ、その後は田畑・森・建築など、八百津の自然と暮らしに根ざした実践に関わっていただきます。
季節が巡るなかで、実際に土に触れ、自然の変化を感じ、手を動かす。
今回ご紹介した稲刈りや稲架掛けも、そうした八百津で続いていく営みの一つです。
学校として初めて外部に開く、はじまりの秋。
ここから実際に人を迎え、アマナ自然学校がどのような場になっていくのか。
次回の活動報告では、脱穀の様子と、プレオープンの初日についてお伝えできればと思います。
引き続き、八百津での歩みを見守っていただけましたら幸いです。