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★キー坊、長い入院を乗り越えて。犬猫救済の輪でお引取りさせていただきました。余命4カ月~1年の命シェルターで人の愛に包まれて暮らします。★リンくん(鼻腔腺癌疑い)永眠
★キー坊、長い入院を乗り越えて。犬猫救済の輪でお引取りさせていただきました。余命4カ月~1年の命シェルターで人の愛に包まれて暮らします。
前回、重い状態で入院治療を続けていたキー坊のことをお伝えしました。
高熱、そして四肢の強い浮腫、呼吸状態の悪化、重度の貧血、循環不全も疑われる非常に厳しい状態でした。
腫瘍性疾患の可能性も考えられ、クロラムブシルによる治療も始まりました。
あれからもキー坊は長い入院生活を送りながら、本当によく頑張ってくれました。
今回は、前回の記事以降、10月2日にシェルターへ移るまでの経過をご報告します。
【前回の記事へのリンク】
★『野良猫に、そこまでできない』とは言いたくない。重い病気と闘うキー坊に、できる限りの医療を。★医療費について
2026年08月20日 (木)
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8月19日~20日
この頃のキー坊は、四肢の強い浮腫や高熱などが続き、まだ非常に厳しい状態でした。
8月19日の血液検査では、総蛋白(TP)が12.0g/dLを超える非常に高い値を示していました。
腫瘍性疾患の可能性も考えられ、クロラムブシルによる治療を開始。
まだまだ予断を許さない状態で、入院治療を続けました。

8月20日~25日
点滴、抗菌薬などを含め、その日の状態に合わせながら治療と全身管理を続けました。
食欲にもかなり波があり、発熱や浮腫も続いていました。
それでも、フードを自分から口にしてくれることもありました。
食べてくれた。今日は少し元気がある。
そんな一つ一つに希望をつなぎながらの毎日でした。

8月26日
血液検査では、
HCT(ヘマトクリット)37.2%
HGB(ヘモグロビン)11.7g/dL
となり、当初問題となっていた強い貧血には大きな改善が見られました。
一方で、
総蛋白(TP)10.3g/dL
グロブリン(GLOB)7.5g/dL
と、まだ高い値が続いていました。
8月末~9月初旬
発熱したり、食欲が落ちたり、また自分から食べてくれたり。
決して一直線に良くなったわけではありません。
それでも、あの危険な状態を乗り越え、キー坊の身体は少しずつ、少しずつ持ち直していきました。
9月4日
血液検査では、
HCT 37.6%
HGB 12.5g/dL
総蛋白(TP)8.6g/dL
グロブリン(GLOB)6.1g/dL
となりました。
非常に高かった総蛋白やグロブリンも、少しずつ下がってきました。
9月上旬~中旬
その後も体調には波がありました。
熱が出る日。
食欲が落ちる日。
そして、また自分で食べてくれる日。
クロラムブシルについても、状態や血液検査を確認しながら投与間隔を調整し、治療を続けました。
9月14日
血液検査では、
HCT 39.9%
HGB 13.1g/dL
総蛋白(TP)8.7g/dL
グロブリン(GLOB)5.8g/dL
となりました。
入院当初の重度の貧血や著しく高かった血中蛋白の値からは、大きな改善が見られるようになりました。
9月中旬~下旬
まだ入院管理は続きましたが、カルテにも「食べた」「完食」といった記録が見られるようになりました。
長い治療の中で、少しずつ安定して過ごせる時間が増えてきました。


9月25日~26日
血液検査では、
HCT 42.8%
HGB 14.1g/dL
総蛋白(TP)7.5g/dL
グロブリン(GLOB)4.7g/dL
まで改善しました。
もちろん、これですべてが治ったわけではありません。
食欲が落ちる日もあり、体調にも波があります。
これからも病気と付き合いながら、注意深く見守っていかなければなりません。
それでも8月のあの状態から、キー坊はここまで来ることができました。
本当によく頑張ってくれました。
皆様のご支援で、ここまで治療を続けることができました
これだけ長期間にわたる入院、検査、投薬、処置。
通常であれば、莫大な医療費が必要となります。
それでも必要な治療を諦めることなく、キー坊にここまで治療を受けさせてあげることができたのは、応援し、ご支援くださる皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
クラウドファンディング『猫の医療支援プロジェクト』いお寄せいただきました皆様からのご寄付が、10月7日に入金いただけるとforgood様よりご連絡いただいております。
今回のキー坊の医療費につきましても、充てさせていただきます。
皆様からいただくご支援が、こうして一匹の猫の命を支えてくださっています。
心より御礼申し上げます。
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★同じ頃、もう一匹の重症猫・リンくん(鼻腔腺癌疑い)永眠
https://banbihouse.blog.fc2.com/blog-entry-9401.html
キー坊を保護された方は、地域の野良猫たちを日頃から見守り、具合の悪い猫がいれば保護して病院へ連れてきてくださっている方です。
8月初旬、キー坊が入院していた同じ頃、もう一匹、非常に重い状態の猫を保護されました。
白黒の男の子、リンくんです。
8月7日、近所の方から「道端に猫が倒れている」と連絡を受け、駆けつけると、そこには鼻が大きく腫れ、目の周囲まで強く腫れたリンくんがいました。
それまで近所でも見かけたことのない猫だったそうです。
すぐにTNR日本動物福祉病院へ搬送され、入院治療を開始しました。
鼻はひどく詰まり、左目の周囲から鼻にかけて大きく腫れていました。
血液検査では白血球の増加やカリウムの低下も見られ、栄養状態も良くありませんでした。
点滴、抗生剤、強制給餌などを行い、翌日には人の動きを目で追うようになり、自分から食べる様子も見られるようになりました。
しかし、鼻から目の周囲にかけての腫れは改善せず、8月9日に再度行った針生検などから、鼻腔内の腺癌が疑われました。



【治療中のリンくん】
その後もできる治療を続けましたが、病気は進行していきました。
やがて額のあたりまで腫れが広がり、痙攣も起こるようになりました。脳神経に詳しい獣医師からも、鼻腔の病変が脳へ及んでいる可能性について説明を受けました。


そして残念ながら、リンくんは亡くなりました。
キー坊も、リンくんも、同じ方が保護した猫たちです。
この方は今も地域の野良猫たちを見守り、保護活動を続けていらっしゃいます。
けれど、重い病気の猫の保護が重なれば、一個人で負担できる医療費にはどうしても限界があります。
「助けたい」と思っても、治療費がなければ治療を続けることができません。
今回、クラウドファンディング『猫の医療費支援プロジェクト』を通して皆様からお寄せいただいたご寄付によって、こうした重症の猫たちにも必要な治療を施すことができました。
皆様のご支援は、単に医療費を補うだけではなく、地域で懸命に猫たちを助けている方々が、「この子を病院へ連れて行こう」「治療を受けさせてあげよう」と手を差し伸べることを支えてくださっています。
心より深く感謝を申し上げます。
犬猫救済の輪 TNR日本動物福祉病院
代表 結昭子
そして、キー坊を犬猫救済の輪で引き受けました
これからのキー坊のことを考え、犬猫救済の輪で正式に引き受けることにいたしました。
これまでキー坊を守り、懸命に治療を続けてこられた元の保護主さんとも、これでお別れではありません。
これからはシェルターのお手伝いにも来ていただきながら、キー坊にも会っていただけます。
そして、10月2日。
長い入院生活を送った病院から、キー坊は犬猫救済の輪のシェルターへ移りました。
【10月2日 シェルターに移ったキー坊の写真】
ボランティアさんのお話をじっと見つめて聞いているキー坊

獣医師からは、キー坊に残された時間について、4か月から1年ほど、長くても1年ほどではないかとの説明を受けています。
もちろん、命の時間を正確に予測することはできません。
だからこそ、これからはその長さを数えるのではなく、一日一日を大切にしてあげたいと思っています。
病院からシェルターへ。
安心して眠って、おいしくごはんを食べて、
人に甘えて、穏やかな時間を過ごして。
残された時間がどれだけであっても、
キー坊に、幸せをいっぱい感じてもらえる毎日を過ごさせてあげたいと思っています。
キー坊、これからはみんなと一緒だよ。
皆様、これからもキー坊を、どうぞ見守っていてください。
★沢山の保護猫が安心して暮らせます様に、フォスターペアレントになっていただけませんか。
フォスターペアレント制度
★ボランティアさん募集
猫たちに愛情を注ぎお世話に協力してくださるボランティアさんを募集しております。
AM7:00~PM24:00までの間、曜日を決めてのシフト制です。週1回より、1日4時間程度、詳細はご相談。川崎駅からバス10分徒歩2分、是非、ご参加を。お問い合わせはメールフォーム にて。詳細は電話になりますので、お電話の繋がる方。留守番電話可。