萩原佳です。
クラウドファンディングDAY19となりました。今日も応援いただき、ありがとうございます。
10月4日の朝8時時点の状況をご報告します。

支援総額:903,500円
支援者数:40人
目標達成率:180%
いいね(お気に入り登録)での応援:8人
子どもの夢と生活を守るための「お金の教養」「人生経営力」をテーマにした、このプロジェクトを届けていくために想いを伝えていきます。
お一人おひとりの応援が、この本を届ける力になっています。
ありがとうございます!
「お金の勉強」と聞くと、計算をしたり、難しい言葉を覚えたりすることを思い浮かべるかもしれません。けれど私にとっては、同じ出来事なのに、見えるものが変わる面白さとの出会いもありました。
今日は会計士試験のために、「複式簿記」を学んでいた頃の気づきをお話しさせてください。
▼簿記は、計算の勉強だけではなかった
簿記には、「借方(かりかた)」と「貸方(かしかた)」という言葉が出てきます。取引を左側の借方、右側の貸方に分けて記録していく仕組みです。
今日、覚えていただきたいのは、難しい記帳のルールではありません。
私が惹かれたのは、一つの取引を、一つの面だけで終わらせずに捉えるという考え方でした。そこに「物事の二面性」が表れていると感じたのです。
▼100円のペン。そのとき、何が起きている?
例えば、100円のペンを買ったとき、財布の中だけを見れば、現金は100円減っています。でも、そこで起きたことは、それだけではありません。
現金100円を支払った。同時に、ペンを受け取った。
「お金が減った」という一面と、「何を手に入れたのか」というもう一つの面。その両方に目を向けると、同じ買い物でも、見え方が変わります。
これは、どんな買い物でも「得をした」と考えよう、という話ではありません。「減った」と同時に「増えた」もあるんですよね。その見え方に、私は面白さを感じました。
▼「お金が増えた」だけでも、分からない
反対の例も考えてみましょう。
たとえば、1万円を借りれば、手元の現金は1万円増えます。でも同時に、1万円を返す義務も生まれています。
残高が増えたことだけを見て、「1万円もうかった」とは言えません。借りることの良し悪しとは別に、そのお金は、どこから来たのか。何が同時に起きているのか。そこまで見る必要があります。
減った金額だけでも、増えた金額だけでも、出来事の全体は分からない。複式簿記は、そんなふうにお金を見るきっかけをくれました。
▼一つの数字から、もう一つの側面へ
お金の教養は、知っている言葉の数を増やすことだけではないと思っています。
目に入った一つの数字だけで判断せず、その背景や、同時に起きていることにも目を向ける。私が会計の勉強から得た、大切な視点の一つです。
ご家庭でも、身近な買い物を一つ選んで、こんな二つの問いを並べてみてはいかがでしょうか。
「現金は、いくら動いた?」
「そのとき、何を受け取った?」
仕訳ができなくても大丈夫です。まずは、一つの出来事を別の側面からも見てみる。その小さな発見を、親子で楽しんでいただけたら嬉しいです。
『金融共育』を通じて届けたいのは、お金の知識とともに、学ぶことで、いつもの世界の見え方が変わる面白さでもあります。
子どもたちの夢と生活を守る『金融共育』の出版プロジェクトの輪を広げていきましょう!よろしくお願いいたします。
萩原佳

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