日本画材の継承
【日本画材と職人の技術を未来へ継承したい】新しい日本画公募展を立ち上げます!
みんなの応援コメント
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2026/5/30 11:10
継環展の会場のご紹介
写真は六本松『野の間』の様子です。日本画を家に飾るとこんなステキな感じ&気軽に飾れますを、見て身近に感じてもらえれば。野の間では野の草花中心です。〜今週日曜日まで。 観覧無料。詳しくは公式HPをご覧ください。
福岡展 展覧会情報
https://keikanten.com/exhibition.html
クラウドファンディング でご支援くださった皆様へ 継環展、福岡会場も残り2日となりました。 けれど実際には、ここからが始まりのような気持ちでもいます。 作品講評の掲載、作家さんとお客様を繋ぐこと、職人さんやメーカー様、小売店の皆様とのご縁を繋ぐこと。 #山本文房堂 さまをはじめ、本当にたくさんの方々にご協力いただきながら、今は毎日、事務仕事に追われています。
一方で、一番長く寄り添い、お時間とご支援をくださったクラファンご支援者の皆様へのご対応が、十分に行き届いていないことも強く感じています。 現状を回すことに精一杯になり、つい甘えてしまっているなと反省しております。 今回、想定の10倍近いご出展をいただきました。 そのぶん、会場では本当にたくさんの出会いが生まれています。 日本旅行の途中で偶然立ち寄り、「いろんな価値観があっていいのだと励まされた」と話してくれた海外の若いアーティスト。 これからの人生で何か新しいことを始めたいと、憧れだった日本画に目を輝かせてくださったご年配の女性。 あるいは、出展者の親御さんが「これからこの子は本当に日本画家 としてやっていけるのだろうか」と、期待と不安を静かに語ってくださったこともありました。
また、副賞やご協力いただいたメーカー様、研究会、職人様を巡るなかでも、厳しい現状や面白い逸話、そして何より、人と人との出会いが未来を繋いでいくのだということを、何度も肌で感じています。 そして、それらは全部、私が今、会場で実際に見聞きしている景色です。私は現在、福岡会場で事務員兼受付係のような形で、ほぼ常駐しています。 作家としてというより、「現場の人」としてそこにおりますので、作品のことでも、日本画材のことでも、「このキラキラ何ですか?」でも、「この細い筆どれですか?」でも、どうぞ気軽に聞いてください。素敵作品の推しどころなど感想で一緒に盛り上がりましょう。 クラファンご支援者の皆様が、もし会場へお越しくださることがあれば、本当に嬉しく思います。 また、展示終了後でも、福岡へ来られる機会がありましたら、どうぞ六本松のアトリエを“縁側”のように思って、気兼ねなく遊びに来てください。 たいてい頂いたお菓子が常備されていますからどうか手ぶらでお裾分けされて、ほんのひとときでも居心地良く過してくださいね。
そもそも、この日本画材の問題を、私一人でどうこう出来るわけではありません。 本当にたくさんの立場の違う方々に支えられ、ご温情を分け与えていただき、ここまで来ることができました。 その根幹を支えてくださったのが、クラウドファンディングでご支援くださった皆様です。 展示会場に足を運び、本来はこちらから御礼に伺うべきところを、逆に励ましてくださった方もいらっしゃいました。 感謝の言葉が足りません。 このプロジェクトを通して、私が一番向き合うことになったのは、「伝える」ということでした。 これまで私は、描くことでしか伝えてこなかったのだと思います。 作品をご購入くださった方への御礼状も、日本画家としての言葉で書いてきました。 けれど、プロジェクト文を書き、目標金額を達成した時、 「日本画家としての言葉」だけでは足りない気がしました。 もっと、生身の人間として、ちゃんとお礼を言わなければいけない。 そう思ったのです。 すると驚くほど、自分が不器用で、距離感が下手で、人生経験も偏っていて、よくこれで今まで生きてこられたな……と途方に暮れるような気持ちにもなりました。 何か良いことを言おうとするほど、何を言えばいいのか分からなくなる。 だからこそ私は、長い間「描く」ことで生きてきたのだと思います。 そういえば、つい先日は博多ラーメンの紅しょうがについて延々と語っていました。 以前の私なら、「こんなくだらない話をしてはいけない」と思っていた気がします。 けれど今は、上手くなくても、少し下手でも、情けなくても、恥ずかしく思えても。自分の言葉で話す練習をしてみたいと思っています。
クラウドファンディングを通して、日本画材や職人さんの未来に少しでも役立てたらと走ってきました。 ですがその過程で、思いがけず、自分自身の生き方や、人との向き合い方を見つめ直すことになりました。 画家としての役割だけではなく、 一人の人間として、これから誰かと向き合っていけたらと思っています。 日本画とは東洋美術であると同時に、東洋哲学でもあるのだと、最近よく感じます。 この展覧会を通して、作品だけでなく、自分自身の生き方とも向き合う時間になりました。 支援金は、皆様の優しさの“形”だと思っています。 プロジェクト運営に使わせていただいておりますが、その中に込められていた「想いやり」は、私自身の心が確かに受け取りました。 「美」という字は、大きな羊が語源だそうです。 皆で喜びを分かち合うことが、美しさなのだとしたら私は、美術が“優しさの魔法”であってほしいと思っています。 この継環展が、どなたにとっても木漏れ日のような温かみを感じられる、血の通った場になっていけたら嬉しいです。 展示はまだ通過点で、ようやく双葉が出たばかり。 ここから少しずつ葉を茂らせ、笑顔の花を咲かせていければと思っています。 土壌を築いてくださった皆様へ、改めて心から感謝を込めて。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
リターンを選ぶ