こんにちは!Waka Waka Kenyaです🔅
この度、5月31日(日)に第二回SAFE FEET PROJECTの集大成となる「SAFE FEET CUP」を、一般社団法人 A-GOAL様に協賛をいただき、開催いたしました。

SAFE FEET CUPは、サッカーを通じてスナノミ症の偏見や差別といった差異へのこだわりを乗り越えようという想いで始まったサッカー大会です。
スナノミ症は、感染するとスナノミによって皮膚が蝕まれ、足が腫れて変形してしまうため、その見た目から他人に見せたくないと心を閉ざしてしまう人も少なくありません。
また、学校では「スナノミ症を持った人は学校に来るな!」と言われ、スナノミ症患者は嘲笑を浴びせられることもあると言います。
そのような患者の疎外感や周囲の差別意識を取り除くのは簡単なことではありません。
そこで、私たちはスポーツの力を借りて、共に汗を流してサッカーを楽しむことで、スナノミ症を共に乗り越える仲間意識の醸成につながると考えました。

一般社団法人法人A-GOAL様は、「スポーツを通じてアフリカと日本をつなぎ、持続可能な社会を築く」という理念のもと活動されており、ケニアでは、アフリカ最大のスラムであるキベラで青少年サッカーリーグを開催し、子どもたちの非行の防止を目指しています。
今回、A-GOAL様とサッカーを通じて、子どもの未来を守りたいと想いを同じくし、今回のSAFE FEET CUPの開催に至りました。
SAFE FEET CUPには、これまで草の根の治療活動を続けてきて、スナノミ症から回復した子どもたちを含めた、男子2チーム、女子2チームで計50名の子どもたちに参加していただきました!

観覧席にも、これまで患者として、SAFE FEET PROJECTに参加してくれていた子どもたちの元気な姿も多くあり、嬉しかったです。
そのほか、予想を上回るほど大勢の子どもたちが朝早くからサッカーの様子を見に来てくれました。
そもそも、SAFE FEET CUPを開催したエスンバ小学校には、サッカーコートもゴールもボールすらなかったので、前日準備で何もなかったフィールドにサッカーコートとゴールが現れてから、子どもたちはワクワクが隠しきれない様子でした。既に、その辺のペットボトルを使い、数人でサッカーを楽しんでいる子どもたちもいました。

また、その頃、フォークダンスの大会を近くに控えていたため、土曜日にも関わらず、先生たちや子どもたちはダンスの練習に集まっていました。
実は、エスンバ小学校は、去年全国大会に出場した経験もあるらしく、実際に目の前で披露してもらったダンスはとっても迫力があり感動しました!

さて、SAFE FEET CUP当日の話に戻ります。
選手の子どもたちには、治療キャンペーンで使用したTシャツと靴を配布しました。A-GOAL様にご用意いただいたゼッケンも着用し、準備万端でした。子どもたちは指定もしていないのに、髪をコーンロウに結って、気合い十二分の様子が伝わってきました。

試合中は終始大盛況で、ゴールが決まると大はしゃぎで喜びをチームで分かち合っていました。


ケニアの子どもたちは、DNAに刻まれているのかみんな筋がよく、たくましくフィールドを駆け回っていました。


試合後には、水とソーダ、マンダジを提供し、みんな満足した様子でした。その横で、今回選手のために用意していた修了証に、サインをしていると、私の漢字を見て興味津々の様子で、子供たちが近寄ってきてくれました。

大会の最後には、閉会式を行いました。
A-GOALの現地代表であるケンとコリンズは、「自分の可能性を信じて未来を切り拓いてほしい」というメッセージを送ってくださいました。

一人一人修了証と、優勝チームにトロフィーを授与すると、この日一番の大盛り上がりで、チーム関係なく全員でウイニングランに駆け出しました。まさに、選手全員の心が一つになった表れでした。



この様子は、ラジオでも広報していただき、校長先生は、SAFE FEET PROJECTの成果で、子どもたちの出席率は上がり、授業に集中して取り組めるようになってくれていると話してくださいました。
学校の校庭を貸してくださり、子どもたちへの大会の周知も含め、快く協力してくださったエスンバ小学校の先生方にも感謝でいっぱいです。

今回参加してくれた子どもたちからは、「スナノミ症が治ってサッカーができて嬉しい」「これからもサッカーを続けたい」といった喜びの声が多く上がりました。

スナノミ症は、人々の生活の当たり前を奪い、子どもたちはやりたいこともできないもどかしさを感じていたはずです。SAFE FEET CUPは、そのような子どもたちの無念を晴らし、当たり前に「できる」喜びを胸いっぱいに感じてもらえたイベントになったと思います。その印に子どもたちの表情はみんな明るく、笑顔が咲き誇っていました。

これからも、人々の当たり前の生活を守り、心に光を灯していくために、Waka Waka Kenyaの活動は続けていきます。
改めまして、皆様の真心の支援や応援に心から感謝申し上げます。今後とも私たちの活動を温かく見守りいただけますと幸いです。